世界遺産や大自然と人々が共存しながら暮らす国、ネパール。
人生の中で一度は訪れてほしい観光地がたくさんありますが、訪れた先で出会うネパール人たちの笑顔に癒やされながら、観光を楽しむのもネパール旅行の楽しみの一つです。
ネパール観光におすすめの観光ルート、どこを拠点に観光するか、ベストシーズンや必要日数を紹介します。
ネパール観光でおすすめルート
ほとんどの旅行者は、ネパールの首都カトマンズにあるトリブバン国際空港にまず降り立ちます。
カトマンズのタメルからはたくさんの長距離バスが出ていますので、市内まで出てバスで移動する方法と、空港から国内線に乗り換えて各地に行く方法があります。
ただし、飛行機だと天候の影響で遅延したりキャンセルになったりすることが多いので要注意です。
カトマンズではタメル地区を拠点に観光巡りをするとよいでしょう。
タメル地区ならアサンチョークやダルバール広場は徒歩圏内です。
さらに、スワヤンブナートやナガルコット、パタンやバクタプルなどの世界遺産地区はバスやタクシーで行くことができます。
カトマンズ→パタン→バクタプルだと、下の地図のようなルートになります。

ネパールのおすすめ観光ルート
ネパールに訪れたのなら、チトワン国立公園とポカラは絶対に外せない観光名所です。
カトマンズからチトワン国立公園へは旅行会社のツアーに申し込むと全部パックになっているのでお得です。
その後長距離バスでチトワン国立公園からポカラに向かい、ヒマラヤ山脈を楽しむことができます。
ルートは下記の地図のようになります。

ネパール観光おすすめルート カトマンズからチトワン国立公園経由のポカラ
ネパール観光なら日数や日程は目的地次第
ネパールでの滞在日数は、観光ルートによって大きく異なりますが、カトマンズ周辺だけを観光するのであれば5日間ほどあれば十分です。
一日あれば、パタン→バクタプルの観光を周れますし、ナガルコットも日帰りで楽しむことができます。
チトワン国立公園やポカラにまで足をのばすとなると、それぞれの移動に片道半日~1日はかかりますので、ある程度楽しむには10日間ほど日数を見ておいた方がいいでしょう。
ネパールは、日本と違ってすべての事がのんびりしているので、バスの遅延や道の封鎖は日常茶飯事です。
思わぬハプニングも起こりますので、予定はある程度余裕をもって組んだほうがいいですよ。
ネパール観光のベストシーズンはお祭りに注意

ネパール ヒマラヤ山脈
しかし、ヒマラヤ山脈などが目的であれば、寒くはなりますが12月末~1月初め頃がヒマラヤ山脈がとても綺麗に見えます。
ただし、カトマンズやチトワン国立公園でアクティビティを楽しみたいのであれば12月は寒くなりますので、できるだけ11月までに訪れた方がいいでしょう。
また、ネパール最大のヒンドゥー教のお祭りである、ダサインとティハールが9月~10月ころにあります。
そのため、この時期の前後に移動するのは避けた方がいいでしょう。
田舎で家族と過ごすためにカトマンズから帰省する人が多いので、バスチケットもすぐ売り切れてしまいますし、道の渋滞もひどく移動に時間がかかります。
ダサインやティハールは毎年時期が異なりますので、旅行の計画を立てる際に事前にカレンダーでチェックした方がいいですよ。
まとめ
私自身、何度かネパールに行ったことがありますが、まだまだ行っていない観光地がたくさんあります。
何回行ってもまたすぐ訪ねたくなるネパールです。
是非、のんびり日向ぼっこをしながらチヤを飲むネパール人のように、ゆったりと時間を過ごしながら観光してみてはいかがでしょうか?