雑貨天国と言われているベトナムではお土産に雑貨は決定。
ベトナム刺繍や漆器などの伝統工芸品やかごバッグなど女子人気の高いものまでたくさんの雑貨が売られています。
あまりに種類が多すぎて一体何を買えばいいのか悩んでしまう人も多いですよね。
私も初めての旅行の時、帰国してからあの雑貨を買っておけばよかった…と後悔したことがあります。
私の経験を元にベトナムお土産でオススメのおしゃれ雑貨やオーダーメイドで作るアオザイ、ベトナムならではの民族系&特産品のお土産をお店情報を交えながらご紹介しています。
今は感染症の影響で自由に旅行を楽しめませんが、収束後の旅行計画の参考にしてくださいね。
ベトナムのおしゃれなお土産のおすすめ雑貨
ベトナムのお土産のおすすめはなんといっても伝統工芸品です。
おしゃれで高級なものから格安に手に入る雑貨まで伝統工芸品でくくられるものを紹介します。
ベトナム伝統工芸品
ベトナム工芸品の中でもベトナム刺繍、バッチャン焼きなどの陶磁器や漆器などがおすすめ。
ベトナム刺繍
人気の高いお土産のひとつベトナム刺繍。
ベトナム刺繍は機械で刺繍しているのではなく、手刺繍が特徴です。
ばらまきお土産にピッタリの雑貨の刺繍小物は場所によって値段設定が違うので注意してくださいね。
ホーチミンだとドンコイ通りは適正価格で販売されていますが、あまり値切れないというデメリットがあります。
ベンタイン市場は相場より高い値段設定ですが、まとめ買いや交渉で値切ることが可能。
まずはドンコイ通りで相場を確認してから、購入枚数に応じて場所を選ぶのがベストですよ。
刺繍巾着は1枚100円位から購入することができます。
ホーチミンのドンコイ通りにある「トンボ」は日本語が通じる雑貨店。
看板の大きなトンボの絵が目印です。
刺繍系の雑貨が充実していますよ。
※コロナ禍で2021年8月時点で一時的に閉鎖しているようです。
刺繍の質の良さを求める人にピッタリなのが同じドンコイ通りにある刺繍専門店の「ニンクーン」。
値段は800円前後と少しお高めですが、丁寧で美しい刺繍が施されたお土産を買うことができます。
「パンガンダラン」は日本人デザイナーによる自然や動物をモチーフにしたオリジナルデザインが人気のショップ。
ホーチミンにある実店舗や公式HPでも購入することができます。
バッチャン焼き
バッチャン焼きは村人の約90%が陶器作りに関係しているバッチャン村で作られています。
蓮やトンボなど温かみを感じさせる素朴なデザインが人気で、ハノイに来たならぜひ購入したいお土産品。
村の市場では安くて種類豊富なバッチャン焼が所狭しと並んでいますよ。
村へはハノイのロンビエンターミナルからバスで40分程度、片道35円で行くことができるので是非行ってみて下さい。
残念ながら時間がないという人はハノイ市内にあるハンザ市場の地下にバッチャン焼きが買える店があります。
・ハンザ市場…
ホーチミンなら雑貨店のトロピックなどで購入することができます。
・トロピック…
価格は小皿なら100円前後から購入可能。
バッチャン焼きを購入の際に気をつけたいのが、バッチャン焼の偽物。
本物のバッチャン焼きは食器の裏に「Bat Trang Vietnam」と刻印されているので、購入の際には裏の刻印を必ずチェックしてくださいね。
最近人気なのが「ニューバッチャン」と呼ばれるモダンなデザインの陶器。
シックな色合いの陶器はインテリアとして飾りたくなります。
ハノイにある「Tsnow Boutique」はハイセンスな食器がリーズナブルに手に入るのと観光客に評判です。
・Tsnow Boutique…
漆器
古くから市民の日用品として使われてきたベトナム漆器は、カラフルな色使いが特徴です。
食器や小物入れ、キャンドルホルダーや箸置きなど様々なアイテムが作られています。
漆器は熱に弱く電子レンジや食洗機の利用はできないので、主に観賞用として購入する方がいいですよ。
ホーチミンやハノイなどの市場やスーパーで買うことができますが、セレクトショップにはお洒落なデザインのものが置いてあります。
ホーチミンなら上品なアイテムが多い「Dze studio」やカラフルな食器を多く扱っている「mh craft」がオススメですよ。
・Dze studio…
・mh craft …
ランタン
ベトナムの世界遺産の街ホイアンが毎月ランタン祭りが行われるランタンの街。
ランタンには2種類の竹製と布製がありますが、竹製は強度が強い分かさばるので、お土産には折り畳める布製がおすすめです。
ホイアンのナイトマーケットならランタンに明かりが灯った状態で飾ってあるので、イメージにあったものを選ぶことができますよ。
安い物なら50円位から、大きいものでも1,000円以下で購入することができます。
・ホイアンナイトマーケット…
女子に人気の雑貨
ベトナムのお土産として女子に人気の雑貨のなかにさまざまなバッグやサンダルがあります。
カゴバッグ&プラカゴ
女子人気の高いお土産の1つ「かごバッグ」。
ベトナムではラタンなどの天然素材を使ったカゴバッグが有名ですが、最近注目されているのがプラスチックテープを使った「プラカゴバッグ」。
カラフルな色使いと軽さが人気でお土産にピッタリですよ。
ホーチミンのドンコイ通りにはかごバッグを扱っているお店がいくつかありますが、コスパを求めるなら「ゴック フエン」、高価で品質の高いものなら「ハッパーズ」がオススメです。
実際に私も「ゴック フエン」で購入しましたが、種類が豊富で500円以下で買えるものもありました。
まとめ買いをすると値引きしてくれるので、1つのお店でまとめて買った方がお得ですよ。
・ゴックフエン…
ハノイなら旧市街にある「Cua Hang Ha Lien」がオススメです。
サンダル
見た目が可愛いベトナムサンダルは500円前後で購入が可能。
ホーチミンならドンコイ通り、ハノイならニャートー通りにサンダルを扱っているお店がありますよ。
お店によっては質の良くないものもあるので、ストラップや装飾が取れないか確認してから購入するようにして下さいね。
ハノイにある「アジサイ」では厳選したものを置いており、日本語が分かる店員もいるので安心して購入することができます。
気になる人はアジサイHPでチェックしてみて下さいね。
飼料バッグ
ポップなお土産を探している人には飼料袋をリメイクして作られたバッグがオススメです。
魚や動物のポップなイラストが描かれており耐久性も抜群。
ビニールでコーティングされているので、濡れても安心です。
ポーチなどの小さな雑貨からPCケースやトートバッグなどの大きなものまで種類も豊富です。
私もいくつか買って帰りましたが、アジアンポップでカワイイと女子友達にも好評でした。
ホーチミンにある「mai simone」では飼料バッグを多く取り扱っているので、たくさん買いたい人はぜひ行ってみて下さいね。
ベトナムお土産でアオザイをオーダーメイドしよう!
ベトナム土産といえば民族衣装のアオザイがおすすめ。
アオザイの買えるオススメのお店
ベトナムの民族衣装アオザイはチャイナ服に似た上衣と下衣の2点に分かれた作りで、くびれ部分からの深いスリットが入っているのが特徴。
スラっとしたラインに憧れる女性も多いですよね。
アオザイは生地選びから刺繍まで好みを詳細に伝える必要があるので、日本語でコミュニケーションの取れるお店でオーダーするのがベストです。
Mangroove(マングローブ)
ホーチミンのドンコイエリアにあるマングローブは日本語が話せるスタッフがおり、日本人観光客の中でもよく名前が挙がるお店のひとつ。
価格は30ドル程度とリーズナブルで気軽に利用することができます。
翌日には仕上げてくれるので滞在期間の短い人にオススメですよ。
Chi Chi Tailor(チチ テイラー)
花柄やペイズリーなどかわいくてカラフルな生地で人気のお店。
カジュアルな生地で作る「デザインアオザイ」はパンツスーツのような見た目で普段使いで着ることができます。
生地やデザインによって価格は異なりますが、45~80ドルほどで作ることができますよ。
日本語で丁寧にオーダーの仕方を教えてくれるので、初心者でも安心して利用することができます。
ハン市場
とにかく安く早くオーダーメイドしたいという人にはダナンの観光名所ハン市場がオススメです。
2階にあるアオザイエリアは観光客向けになっているのでベトナム語ができなくても大丈夫。
注目したいのはアオザイオーダーから完成までの速さです。
約2時間ほどで完成してしまうので時間のない人にピッタリですよ。
お店の多くはお直しも無料でやってくれるので、万が一気に入らない箇所があっても安心です。
・ハン市場…
ラッキープラザ
アオザイはオーダーメイドで作るのが定番ですが、既製品でも買うことができます。
ホーチミンのドンコイ通りにはアオザイのお店が多く並んでいますが、他のお土産品と一緒にまとめて買いたいならラッキープラザがオススメです。
ここにこれば全てのお土産品が揃うと言われているほど観光客の間では有名なお土産スポットなんですよ。
朝9時から夜10時まで営業していおり、大きな荷物が預けられるロッカーも設置してあるので安心して買い物をすることができます。
・ラッキープラザ…
日本語で安心のオーダーメイドができる洋服店
ベトナムの言葉が話せなくても日本語で通じるショップを紹介します。
ウサギ
客層の9割は日本人というウサギは、日本人のリピーターが多いお店。
日本語でのスムーズなやり取りが可能です。
品質も良くオーダーメイドされた服は店内ですべて手作業で作られています。
ワンピースなら3,500円からオーダー可能。
イタリア生地のスーツや華やかなパーティードレスも安く作ることができるので、日本で買うよりお得ですよ。
お店の一番人気は冬物のコート。
自分のサイズにあったオリジナコートを作るのもいいですよね。
お店の場所はホーチミンのドンコイ通りから近いので、観光ついでに寄ることもできますよ。
・ウサギ…
em em(エムエム)
ホーチミンにある雑貨店エムエムはマックチブオイ通りの1号店とドンコイ通りの2号店があります。
どちらも1階には雑貨、2階にはオーダーメイドや服、バッグなどが置いてあります。
こちらも日本語堪能なスタッフがおり、お客の約9割が日本人。
日本のトレンドに合わせた服をオーダーすることができますよ。
価格はブラウスなら30USD~ワンピースなら50USD~で、基本は翌日仕上がり。
洋服だけでなくバッグもオーダーメイドすることができるので、洋服とお揃いで作ってもらうのもいいですね。
WWork Style
日本人女性がオーナーの「WWork Style」はスーツやシャツに特化した専門店。
日本語での丁寧な説明やセンスの良さが日本人観光客に人気です。
生地やデザインにもよりますが、シャツは4,000円ほどスーツは15,000円ほどで作れます。
1区の外れにあるので観光のついでにというわけにはいきませんが、満足度や口コミの高さを考えるとぜひ足を運びたいお店です。
滞在期間が短い場合でも現地で仮縫いまで終わらせておけば、あとは日本まで郵送してくれますよ。
郵送までのメールも日本語でスムーズにやり取りすることができるので安心です。
・WWork Style …
※コロナ禍で2021年8月時点で一時的に閉鎖しているようです。
お土産Tシャツが買える場所
お土産に観光地Tシャツは外せない方は必見です。
観光地でお土産Tシャツが買える場所
ベトナムのご当地Tシャツは市場やお土産屋さんで購入することができます。
ホーチミンのファングーラオエリアやベンタイン市場、ハノイのドンスアン市場、ダナンのハン市場にはお土産用Tシャツを売るお店が並んでいますよ。
市場周辺で夜に開かれるナイトマーケットでも手に入れることができるので、ぜひ出かけてみて下さいね。
・ファングーラオエリア…
・ベンタイン市場…
・ドンスアン市場…
・ハン市場…
ローカルブランドのTシャツ
質の良いTシャツが欲しいならホーチミンやハノイなどの主要都市で10店舗展開しているGinkgo(ギンコ)がオススメ。
ホーチミン市内にはデタム通りやブイビエン通りなど観光客に人気のエリアに店を構えています。
フランス人がパートナーと一緒に開いたお店で、ベトナムファッションを牽引する存在。
オリジナルTシャツは全て天然コットンを使用しており、敏感肌の人でも安心して着ることができます。
品質の高い生地を使用しているので、洗濯で縮んでしまう心配もありません。
価格は1枚2,000円~3,000円程度ですが、素材の良さを考えれば納得の金額です。
ベトナムお土産の定番!ポーチなど少数民族の手作り雑貨
ベトナムど定番のお土産雑貨おすすめショップと特産品を紹介します。
ホーチミン・ハノイで民族系のお土産が買えるお店
ベトナムには54の少数民族があり、それぞれが独自の衣装や文化を持っています。
お土産屋さんを覗くと民族系お土産がたくさん売っていますよ。
ベトナム北部の山間部サパでは華モン族が市場で直接雑貨を売っていますが、ホーチミンやハノイでも購入することが可能です。
SAPA(サパ)
スウェーデンのオーナーが経営するサパはホーチミンのドンコイエリアにある服飾雑貨のお店。
ドンコイ通りとグエンフエ通りの2店舗があります。
サパのメイン商品は少数民族の衣装生地を使った服飾雑貨。
一つ一つ丁寧に手織りされた生地で作られたバッグやポーチが人気です。
営業時間が8時~23時までと夜遅くまでやっていますよ。
※コロナ禍で2021年8月時点で一時的に閉鎖しているようです
サパビレッジ
ホーチミンのブイビエン通りにある小さな雑貨屋さん「サパビレッジ」。
メインの商品は民族衣装で、モン族やタイ―族の衣装を購入することができます。
派手なデザインの華モン族の民族衣装生地で作られた小物雑貨も置いてあるアジアンな雰囲気が溢れるお店です。
Chie Craft & Design
ハノイで民族系お土産を買うなら旧市街にある「Chie Craft & Design」がオススメ。
店内のディスプレイが綺麗と評判です。
JICAプロデュースにより作られたお店でフェアトレードを行っています。
少し値段は張りますが、クオリティの高さは日本人が見ても納得。
手織りの生地で丁寧に作られた少数民族の工芸品や雑貨を購入することができますよ。
ベトナムの特産品
ハチミツ
古くからの健康食としてベトナム人に親しまれているハチミツはベトナムの隠れた名産物。
南国の花から集められており、リュウガンやランブータンなどベトナムらしい種類も売られています。
中南部山岳地帯のバンメトートやファンティエット、メコンデルタ地方のハチミツはおいしいと評判です。
スーパーで売ってるハチミツよりも養蜂場などで買える非加熱のハチミツが断然オススメ。
メコン川クルーズツアーでは養蜂場にも立ち寄るので、ツアー中に美味しいハチミツを試食・購入することができますよ。
私も実際に食べてみましたが濃厚でとても美味しかったです。
ツアーに参加しなくてもローカルブランド「ユーゴック」で非加熱ハチミツを手に入れることができます。
ホーチミン、ハノイ、ホイアン、ダナンに店舗があり試食もできますよ。
日本語のHPもあるので事前にチェックしてみて下さいね。
パームシュガー
日本人にはなじみのないパームシュガーですが、南国ベトナムの特産品です。
特に南部地方で作られていますが、メコンデルタ地方のチャウドックが有名な産地になっています。
ベトナムのパームシュガーはオウギヤシが原料となっており、種類は固形、液体、顆粒の3タイプ。
液体は液漏れの心配がありますし顆粒は空気に触れると劣化しやすいので、お土産に買うなら固形タイプがいいでしょう。
市場やスーパーで購入することができますが、質が悪かったりカビが生えている場合もあるので注意が必要、しっかり確認してくださいね。
ハチミツで紹介した「ユーゴック」ではお菓子としても食べられる質の良いパームシュガーを扱っています。
こちらは高級感のある箱に入っているので、目上の人へのお土産にもピッタリですよ。
1箱500円前後から購入することができます。
まとめ
ベトナムお土産のおしゃれ雑貨には刺繍や漆器、バッチャン焼きやランタンなどの伝統工芸品やかごバッグ、サンダル、飼料バッグなどが人気です。
小物なら数百円から購入することができるので、ばらまき土産にもピッタリですよ。
ベトナムはオーダーメイドが安いので、自分用のベトナムお土産にアオザイなどをオーダーメイドするのもいいですね。
ベトナムお土産で人気の高いポーチなどの雑貨は、少数民族の衣装生地から作られる希少価値の高い物。
ホーチミンやハノイのお店で丁寧に作られた品々を買うことができます。
また、隠れた特産品のハチミツやパームシュガーもお土産品として喜ばれる一品ですよ。