旅行の時に現地のバスを乗りこなすことができたら便利ですよね。
でも「バスを利用するのは難しそう…」と感じる人は多いと思います。
実はマレーシアのバス事情は以前とずいぶん変わり、きちんと整備されて利用しやすくなりました。
バスならタクシーや電車より安くいろいろな場所にアクセスすることができます。
クアラルンプール在住時にバスで仕事に通っていた経験を生かして、この記事ではクアラルンプール市内のバス事情についてご紹介していきます。
マレーシアでのバスの乗り方
クアラルンプール市内には民間バスと市バスの2タイプのバスが走っていますが、ここでは乗り方が簡単な市バスについてご紹介していきます。
市バスはRapid KLと呼ばれており、クアラルンプール市内全域を網羅しています。
バスの乗り方ですが、まずは自分の行きたい場所にいくバスの番号を確認します。
もし分からなければRapid KLのHPから番号やルートを確認することができますよ。
Rapid KL
マレーシアのバスは日本と同じように前のドアから乗りこみます。

バスの乗車口
バス運賃の支払い方法はルートによって違いますが、現金で支払える場合もあればタッチアンドゴーと呼ばれるSuicaのようなIC乗車券でしか支払えない場合もあります。

タッチアンドゴーカードで支払い
バスの運賃を支払ったら席に座ります。
マレーシアのバスは運転がとても荒いので、できれば席に座った方が安全ですよ。
その後自分の降りたいバス停に近づいたらブザーを押して運転手に知らせます。
基本的には後ろのドアから降りますが、IC乗車券で支払った場合は降りる時に再度カードを読み取り機にかざす必要があります。
音がなって料金表示が出ればOKです。
カードを近づけすぎるとブーッとなって拒否されてしまうことがあるので、そういう場合はカードを少し離した状態で3秒ほどかざすと上手くいきますよ。

バスの降車時にもタッチ・アンド・ゴーカードをかざします
マレーシアの市バスで市内をアクセスするには

クアラルンプール市内を走るバス
私は、雨の中2時間以上バスを待ったことがありますし、結局バスが来なかったという経験もあります。
今では主要駅に立派なバスターミナルができたりバス停がきちんと整備されたりしています。
クアラルンプール主要駅へのルートの看板やバスの番号がきちんと表示されたりしてずいぶん乗りやすくなりました。
最初は少しハードルが高く感じるかもしれませんが、慣れればバスはとても便利ですよ。
何番のバスに乗ればいいのか分からない場合は私はグーグルマップを使っています。
行きたい場所の近くにあるバス停のアイコンをタップするとそのバス停に停まるバスの番号やルートが表示されるので、迷わずにたどり着くことができますよ。
マレーシアのバス運賃

道路にあるバス停ゾーン
バスの運賃はゾーンによって異なり、ゾーンは1~8まであります。
運賃の詳細は下のリンクから確認できますよ。
ゾーン別のバス運賃表
運賃の支払いは現金で払える場合とICカードのみの支払いしか受け付けていない場合があります。
ただし、現金だとお釣りがでないのでバスに乗る時は1リンギット札を用意してから乗ることをオススメします。
ICカードはコンビニや駅などで購入することができますが、カード発行代として10リンギットかかりるので注意してくださいね。
まとめ
クアラルンプール市内を走るRapid KLバスの乗り方は日本とあまり変わりません。
ただし運転が少し荒いのでできれば席に座りましょう。
バスの番号やバス停の場所が分からなければ、Rapid KLのHPやグーグルマップで調べることができますよ。
運賃の支払い方は現金かタッチアンドゴーのどちらかですが、ルートによってはICカードしか使えない場合もあるので注意が必要です。
現地のバスを乗りこなせれば旅行はもっと楽しくなるので、ぜひ今日ご紹介した情報を参考にしてくださいね。