ネパールへ短期旅行の費用は、チケット代も含めて10万円くらいが相場といえます。
8割くらいがチケット料金になるので、現地でかかる費用はとても安く済むのが魅力ですね。
ネパールなら長期滞在の場合は、宿泊費をいかに節約できるか!という点がポイントになってきます。
ここでは、短期と長期、移住を考えたときの生活の費用について説明していきますね。
ネパールの旅行費用

トリブバン国際空港での飛行機の様子
1週間ほどの滞在の場合、費用の大半を占めるのが航空チケット料金です。
カトマンズに1週間滞在したと仮定して、費用を計算してみると、下記のような感じになります。
上記の計算は、朝食込みの中級ホテルを想定していますので、もっと節約したい人は、ホテル・食事代を削ることができますよ。
航空チケット料金は、所要時間や乗り継ぎ回数は増えますが、8万円以下で買うこともできます。
詳しくは、下記の格安航空券比較サイトで調べてみてくださいね。
格安航空券比較サイト(スカイスキャナー)
スカイスキャナーの航空券比較
ネパールの長期滞在費用でかさむのは宿泊費

ネパールの街並み
ネパールに長期滞在するにあたって、費用がかかるのが宿泊費です。
中級以上のホテルだと、1泊の料金が3,000円前後するので、長期滞在者にはおススメできません。
格安で宿泊できるゲストハウスが、おススメです。
例えば、90日の滞在で最低いくら費用がかかるかを計算してみると、下記のような感じになります。
上記に観光代や長距離バス代、トレッキング代やツアー代が加算されます。
ゲストハウスには、長期滞在型のものがあり、連泊を条件に値下げ交渉をすることもできますよ。
いろんなゲストハウスを泊まり歩くよりは、一箇所に長く泊まった方が、値引き交渉がしやすいでしょう。
カトマンズだけでなく、ポカラやほかの観光地にも滞在したい場合は、ゲストハウスに泊まっているバックパッカーたちから、各地の安い宿泊施設情報をゲットする方法もあります。
バックパッカーの人たちの中には、何度もネパールを訪れている人も多くいるので、ネットで探すよりも、生の声をきいたほうがいいかもしれませんね。
ネパールに移住すると必要な費用

田舎町バネパの景色
移住の際に大切なのが、どの生活レベルで生活するのかという点です。
水シャワーで洗濯は手洗いと、ネパール人と同じ生活レベルでやっていくのがもっとも安い方法ですが、よほどの根性がないかぎり長続きしません。
家賃のことだけ考えれば、田舎なら1ヵ月1万円以下で済みます。
カトマンズだと15,000円以上はするので、田舎のほうが安く済みます。
でも、近くにベーコンやチーズなど売っているお店がなかったり、不衛生だったりで、田舎暮らしがおススメです!とは一概にはいえません。
家賃が高くても、カトマンズに住んだ方が便利ですし、病気になったときにも安心です。
移住の際には、バイクを買ったり電化製品をそろえたりする初期費用も必要です。
停電の多いネパールでは、蓄電式発電機の設置もかかせません。
初期投資費用は、30万円くらいはかかります。
月々の費用としては、家賃も含めて夫婦で6万円はくらいはかかると思っておいた方がいいでしょう。
ただし、これはどのくらいのレベルで生活するかによって変わってくるので、あくまで目安として考えてください。
費用を節約したいのであれば、タメルなどの中心地は物価が高いので、観光地から少し離れたところに住んでみるのもおススメですよ。
まとめ
短期旅行、長期滞在、移住と、それぞれの滞在期間にあわせたお金の使い方があります。
短期旅行のカギは、チケット料金で、長期滞在のカギは、宿泊費の節約でした。
移住となると、どのレベルで生活していくのかによってかかる費用がかわってきます。
今日ご紹介した内容を参考に、それぞれのスタイルに合わせて旅行の計画をたててくださいね。