ネパールには、カトマンズ盆地、ルンビニ、チトワン国立公園、サガルマータ国立公園の4つの世界遺産があります。
世界遺産を見に行きたくても、どれがどこにあるのか最初は分かりにくいですよね。
私も最初は地図を見てもよく分からず、予定を立てるのに苦労しました。
でもネパールをあちこち旅しているうちにだんだんと場所がわかるようになり、今では地図を見なくても位置関係が分かるようになりました。
ここではそれぞれの世界遺産の特徴や滞在日数別のおススメ情報、短期滞在でもエベレストを見られる方法をご紹介していきます。
ネパール世界遺産の地図から見る位置関係

ネパールの世界遺産マップ
ネパールの世界遺産は大きくわけると世界文化遺産のカトマンズ盆地・ルンビニと世界自然遺産のチトワン国立公園・サガルマータ国立公園になります。
カトマンズを拠点と各場所にアクセスすることになりますが、それぞれの位置関係は上の地図のようになります。
各場所の特徴について簡単に説明すると…
カトマンズ盆地
王朝時代に栄えたカトマンズ・バクタプル・パタンの三都から成り立っており、古い建築物や寺院などが魅力です。
カトマンズ中心地のタメルから徒歩やバスでアクセスすることができますよ。
ルンビニ
仏陀が生まれた地とされていて、仏教の八大聖地の1つともいわれています。
カトマンズから遠くあまり観光地化されていないので、ルンビニだけにいくよりもチトワン国立公園と組み合わせて行ったほうがいいかもしれません。
チトワン国立公園
自然と野生動物の保護区域になっており、さまざまなアクティビティが楽しめます。
宿泊やアクティビティなどが含まれたパッケージツアーがカトマンズから出ていますよ。
サガルマータ国立公園
世界最高峰のエベレストがある場所です。
カトマンズからエベレスト街道の玄関口であるルクラまで空路で行くことになります。
ヒマラヤ山脈やエベレストをトレッキングやマウンテンフライトで楽しむことができますよ。
ネパールの世界遺産観光おすすめ滞在日数別

ネパール大地震後のパタンの街並み
1日あれば三都すべてを周ることができるので、短い滞在で世界遺産を楽しみたい人にはピッタリですよ。
1週間ほどの旅行であれば、チトワン国立公園とルンビニをセットで楽しむことができます。
カトマンズからのツアーを利用すれば、自分であれこれ予約する手間が省けて便利ですよ。
1週間以上の長期滞在であれば、ぜひサガルマータ国立公園へ行ってみてください。
雄大なヒマラヤ山脈を見ながらのトレッキングは、人生の中での素晴らしい思い出になりますよ。
ネパールでエベレストが見える世界遺産サガルマータ国立公園

12月のヒマラヤ
エベレストを間近でみるには2通りの方法があります。
滞在期間が長く体力のある人なら1~2週間のトレッキングで行く方法がおススメです。
大自然の中のヒマラヤ山脈を時間をかけて楽しむことができますよ。
トレッキングはちょっと無理…という人には、マウンテンフライトがおススメです。
2時間くらいのフライトで飛行機はカトマンズ空港から飛ぶので、滞在日数の短い人でも手軽にエベレストを見ることができます。
まとめ
ネパールの世界遺産は全部で4カ所。
数日の滞在ならカトマンズ盆地、1週間ほどあればチトワン国立公園やルンビニ、長期滞在であればサガルマータ国立公園でトレッキングがおススメでしたね。
エベレストを間近で見たいならトレッキングが基本ですが、時間や体力のない人にはマウンテンフライトがおススメでした。
短期旅行であっても世界遺産を十分に楽しむことができるので、今回の記事を参考にぜひ計画をたててみてくださいね。