マレーシアに入国する際には、パスポートの残存期間などの入国審査が厳しいので、少しでも期間が足りない場合は入国するができません。
そんなマレーシアは、2018年の国際観光客到着数世界15位の約2,600万人が訪れている国です。
ペトロナスツインタワーとして世界一のペトロナスツインタワーや、古い歴史を持つムーア建築の建物が点在しているオールドタウンなど素晴らしい観光地がたくさんあります。
新型コロナが終息し、海外へ旅行できるようになったときに、マレーシアに行ってみたい国の一つですね。
入国するためのパスポートの残存期間が足りない場合のマレーシアでの対処方法についてご案内します。
マレーシア入国ではパスポートの残存期間が6ヶ月以上必要
マレーシアへ入国するときはパスポートの残存期間の確認が必要です。
マレーシア旅行の計画前に、パスポート関係を必ずチェックしてくださいね。
パスポート
マレーシアは入国したい時にパスポートの残存期限(有効期日までの期間)が6ヶ月以上でないといけません。
有効期日があるからといって、油断してはだめですよ。
また未使用の査証欄が2ページ以上(原則は連続)必要です。
いわゆる白紙ページです。
残存期限は、マレーシアに滞在する期間に関係なく要求されるので、2~3日など数日の滞在であっても、6ヶ月以上ないと入国は認めてもらないということです。
もしマレーシア旅行している間に期限が切れそうな場合は、パスポートの切替えをしないと出国もできなくなる恐れがあるので大変です。
切換えについては、パスポートの残存期間が1年未満になった場合や、査証欄に余白が無い場合の切替えもできます。
海外旅行によく行く人なら、さっさと切換えしちゃいましょう。
パスポートの切換えは、期間延長ではなく新規取得と同様の手続きが必要です。
切換え時の残存期間は切り捨てになり、有効期限は発行された日から新たに10年(19歳までは5年)になります。
ビザ
観光目的で90日以内であれば不要です。
90日以上の場合は、マレーシア大使館に申請をしてください。
マレーシア入国審査の厳しい状況
マレーシアは、入国時に入国目的・滞在日数を聞かれた後に指紋認証があり、旅行面に滞在日数が付与されます。
1回往復旅券で渡航先にマレーシアと書かれていない場合は、入国を拒否されるので、注意してください。
風俗に厳しい国なので、派手な恰好や一定以上の長髪などの男性は、入国するのが難しいときもあるので、身だしなみにも気をつけてくださいね。
マレーシア国内では半島部、サバ州、サラワタ州などは、それぞれが入域管理を行っているので、パスポートを提示して各地区の滞在許可を受けてください。
パスポート残存期間が足りない場合マレーシアの対処方法
パスポートの残存期間が足りない場合、マレーシアは6ヶ月以上と決まっているので、何らかの理由で期間が足りない場合は次のように対処しましょう。
もともと残存期間に余裕がないとき
入国することはできますが、何かのトラブルやもう少し行ってみたい場所があるなど、滞在日数が延びる場合もあり得ます。
そのように日数が延びて期間が過ぎてしまうと、出入国ができなくなることがあります。
このようなことが起きることもあるので、時間的に余裕があるうちにパスポートの切換えをしてください。
旅行先で期間が切れそう
マレーシアの日本大使館や総領事館でパスポートの切換えと発給をしてもらいましょう。
必要書類(一般旅券発給申請書1通・現在持っているパスポート・パスポート用写真・戸籍謄本(抄本)1通(本籍・氏名等に関する記載に変更が無い場合は不要))が必要です。
発行してもらうまでは、数日かかります。
旅行先で期間が切れた
滞在中に期間が切れた場合は、ショックですよね。
でもマレーシアの日本大使館や総領事館でパスポートの切換えと発給をしてくれます。
海外で困ったときは、この二つの役所に駆け込みましょう。
ただし、必要書類(一般旅券発給申請書1通・戸籍謄本(抄本)1通・パスポート申請用写真1枚・本人確認書類)が必要です。
戸籍謄本などは日本でないと手に入らないので、日本から郵送してもらう期間が必要です。
発行されるまで、大人しくしていましょうね。
まとめ
マレーシアに入国するには、パスポートの残存期間が6ヶ月以上なければ出入国審査を通過できないのが厳しい現実です。
パスポートの残存期間が足りない場合マレーシアでは切り替えを日本大使館や総領事館で発給されますが、書類などの取り寄せで時間もかかります。
あらかじめ余裕を持ってパスポートの切換えをしておきましょう。