ネパールのチトワンはチトワン国立公園などもあり自然の宝庫なので、野生動物や野鳥を見るためにチトワンを訪れる人が多いと思います。
せっかくならベストシーズンに訪れたいですよね。
チトワンのベストシーズンは10~5月の乾季の時期と言われていますが、実はチトワンならではのオススメの時期もあるんです。
今回はオススメのシーズンやチトワンの天気、気になる雨期の洪水などの災害についてもご紹介していきます。
チトワンならではのベストシーズン
チトワンのベストシーズンは10~5月の乾季の時期。
チトワンは亜熱帯地方にあるため、6月からは蒸し暑くなりアクティビティには向いていません。
私は11月頃にチトワンを訪れましたが、アクティビティにはとても良い時期でしたよ。
日中は半袖で過ごせるほど暑かったですが、外を歩けないほどではありませんでした。
暑いとはいっても11月はネパールの冬に当たるので、日中とは逆に朝晩は結構冷え込みます。
フリースなどのジャケットが必要になることもあり、気候的には日本の11月のような感じだと思います。
ベストシーズンの中でも野生動物や野鳥を観察したい人には2~3月がオススメですよ。
この時期にはジャングル内の背の高い草が刈られるため、野生動物をしっかり見ることできます。
草が邪魔で動物の顔がよく見えないこともしばしばあるので、草刈り後は野生動物を観察するベストシーズンだと言えます。
また野鳥が水場を求めて集まる時期でもあるので、バードウォッチングにも最適ですよ。
ネパールのチトワンの天気

チトワンチョークの道路
乾季はほとんど雨が降らないのでアクティビティにはもってこいです。
私が訪れた11月は全く雨が降らず滞在中は毎日晴天でした。
雨が降らずさほど暑くないのは雨季が明けた10~11月ころで、3月くらいから徐々に気温が上がり暑くなっていきます。
4~5月には40℃を超える日もあるので、GWに行こうと計画している人は暑さ対策をしていったほうがいいかもしれません。
お盆休みの時期は雨季に当たるのでとても蒸し暑くなります。
どうしても8月にチトワンへ旅行に行くという人はレイングッズを忘れずに持っていきましょう。
また1年を通して日中の日差しがとても強いので、UVケアやサングラスなども忘れないようにしてくださいね。
チトワンの洪水被害

チトワンのソウラハ村の川と対岸
ネパールは水害の多い国。
雨季の時期になるとあちこちで洪水が起こります。
これは雨が多いという理由に加えて排水の悪さも関係しているようです。
最近だと2017年8月にチトワンで起きた洪水がニュースになりました。
洪水や地滑りで橋や道が崩壊し、旅行者が取り残されてしまったそうです。
この時はネパールの各地でも洪水が起こっていて、家が水浸したりたくさんの被害がでたそうです。
ただし毎年洪水の被害があるわけではないのでそんなに神経質にならなくてもいいかと思います。
まとめ
チトワンのベストシーズンは10~5月の乾季の時期。
野生動物や野鳥を観察したい人には2~3月がオススメでした。
乾季は雨が降らないのでアクティビティに最適でしたが、6~9月までの雨季は雨が多いのでレイングッズを忘れずに持っていきましょう。
チトワンは水害の多い地域ではありますが、毎年洪水被害があるわけではないので心配しなくても大丈夫でしょう。