クアラルンプールはマレーシアの首都であり、日々進化している大都市でもあります。
観光名所があちこちにあるので、初めてクアラルンプールを訪れる人はどこへどうやって行ったらいいのか戸惑うかもしれません。
クアラルンプールに住んでいたことがある経験を生かして、クアラルンプール観光のモデルコースや移動方法、観光シーズンなどについてご紹介していきます。
マレーシア観光のモデルコース

クアラルンプール セントラルマーケット正面入り口
効率よく観光地を周るには交通機関の利用が欠かせません。
クアラルンプールは時間帯によって渋滞がひどいので、電車で移動するのが一番便利で楽ちん。
そこで、駅からアクセス可能な観光地のモデルコースをご紹介していきますね。
ブキビンタン
ブキビンタン駅(Bukit Bintang)はクアラルンプール一番の繁華街。
パビリオンやロットテンなどの大型ショッピングモールがひしめき合っています。
中級以上のホテルがたくさんあるエリアなので、すこし治安が気になる人はこのあたりに泊まるといいですよ。
夜になると裏手にあるジャランアローでナイトマーケットが毎晩開かれているので、マレーシアの活気ある雰囲気を楽しめてオススメです。

ブキビンタンのパビリオン正面
ブキビンタンから電車(MRT)でチャイナタウンのあるパサセニ駅(Pasar Seni)まで行きましょう。
チャイナ タウン
パサセニ駅から歩いて5分くらいところにあり、お粥やワンタンミー、チキンライスなどのグルメが味わえます。
チャイナタウンから歩いてすぐのところにあるセントラルマーケットには、かわいい雑貨屋さんがたくさん集まっていますよ。

チャイナタウンの正面ゲート
セントラルマーケットから大通り沿いを歩いてマスジットジャメ駅(Masjid Jamek)までいきます。
この2つの駅の周辺には安いホテルやゲストハウスがたくさんあるので、宿泊費用を節約したい人にはオススメのエリアです。
モスクや歴史的建造物
マスジットジャメ駅(Masjid Jamek)からすぐのところに、駅の由来でもあるクアラルンプール最古のモスク(マスジットジャメ)があります。
そこから大通り沿いを歩いていくと「ムルデカ広場」や旧連邦事務局、クアラルンプール駅などの歴史的建造物を見ることができますよ。
パサセニ駅とマスジットジャメ駅の間にあるエリアなので、ここは電車で移動せず歩きながら観光することをオススメします。

クアラルンプールの歴史的建造物
マスジットジャメ駅からKLCC駅まで電車(LRT)で移動します。
KLCC
クアラルンプールのシンボルにもなっているペトロナスツインタワーのあるエリアです。
ブキビンタンからはスカイブリッジという歩道橋を歩いていくか市内を走っているフリーバスでアクセスするのが便利です。
徒歩でもバスでも10分ほどでアクセスできますよ。
ペトロナスツインタワーは夜もオススメ。
20時頃からは噴水ショーも見られるので、夕方から夜にかけて滞在するといいかもしれません。

スリアKLCC ペトロナスツインタワーの下からの夜景
マレーシア観光の移動手段

電車移動するための改札口
マレーシアの移動手段はタクシー、バス、電車です。
タクシーはGrabという配車アプリをインストールしておくと便利です。
市内バスは初心者にはハードル高めですが、市内のほとんどの観光スポットを網羅しているGoKLというフリーバスならルートも分かりやすいのでオススメですよ。
市内バスのフリーバスについて乗り方などはこちら
電車はKTM、LRT、MRT、モノレールとありますが、KTMは遅延が多いので利用は避けた方が無難。
いちいち切符を買うのが面倒な人は、「Touch’ GO」と呼ばれるマレーシア版Suicaのような全線共通カードを利用すると乗り換えもスムーズで便利ですよ。

タッチアンドゴーカード
マレーシア観光はいつがいいか
マレーシアは雨季と乾季に分かれていますが、できれば雨の少ない乾季に訪れたほうがいいでしょう。
乾季は3~9月までとされているので、GWやお盆の時期などは旅行に最適だと思います。
まとめ
クアラルンプールの観光コースは、ブキビンタン駅・パサセニ駅・マスジットジャメ駅・KLCC駅周辺コースがオススメでした。
移動する時は、フリーバスや電車をフル活用することで時間もお金も節約できます。
GWやお盆の時期などの長期休暇を利用してマレーシアに遊びに来てくださいね。