日本は世界でも有数のビザなしで渡航ができる国です。パ
スポートさえあれば、大抵の国へはビザなしで入国できます。
でもネパールに入国するときには、ビザの取得が必要です。
ビザの取得というと、事前に大使館に書類を送って・・・となんだか手間がかりそうなイメージですよね。
でも心配はいりません。今は、空港で簡単にビザが取得できるようになりました。
その取得方法や観光ビザの種類と金額を紹介します。
ネパールには観光ビザが必要

カトマンズ国際空港の外観
ネパールに入国するには、観光ビザを取得する必要があります。
滞在する日数に合わせて料金が異なりますが、1~2週間程度の滞在であれば、15日間のビザで大丈夫です。
2週間以上滞在するようであれば、30日間のビザが必要になります。
ビザの取得には事前に大使館またはオンラインで取得する方法と、直接現地の空港で取得する方法があります。
以前は、現地取得だと写真や書類が必要で、結構手間でしたが、ビザ申請端末の登場で、手続きがとても簡単になりました。
申請に必要な写真もその場で撮れるので、とても便利です。
私が今回ネパールに訪れた時は、ほとんどの人が申請端末を使ってビザの申請をしていました。
ネパールでビザを取得するときの料金
ビザの料金は、滞在期間により異なります。
ビザの種類は、ざっくりと3種類に分かれています。
種類と料金は下記の通りです。
・30日間…5000円(40ドル)
・90日間…12000円(100ドル)
ビザの種類が3種類しかなく、30日間の次は90日間になるので、30日以上90日未満滞在の人は、90日間のビザ料金を払わなければなりません。
私も約二か月滞在した時、90日間のビザ料金を払わなければならず、なんだか損したような気分になりました。
30日間のビザを取り現地で延長という方法もありますが、大使館に行かなければいけないので、時間と手間がかかります。
ネパールの空港でビザを取得する場合は、USドルやクレジットカード、日本円で支払うことができます。
ただし、日本円だとかなり悪いレートで計算されるので、注意してくださいね。
ネパールの観光ビザを現地で申請しよう

カトマンズ国際空港のビザ申請端末
現地の空港では、オンラインでビザを簡単に申請することができます。
空港に申請端末が置いてあるので、それに入力していくことになります。
まず、氏名やパスポート番号などの個人情報を入力します。
その後、カトマンズ滞在時の住所等を入力してから、滞在期間を入力します。
最後に写真を撮ったら、バーコードのついた紙が出てきて、ビザの申請は完了です。
バーコードのついた紙は、入国審査の時に必要になるので、持っておいてください。
ビザの申請が終わったら、ビザの料金をカウンターで支払います。料金を払うと黄色(旅行者控え)とピンク(入国審査用)のレシートを渡されるので、ピンクの方を取っておいてください。
入国審査のカウンターに行くときには、ビザ申請書(バーコードのついた紙)・ビザのレシート(ピンクの方)・入国カードをパスポートと一緒に渡します。
まとめ
ネパール旅行には、ビザの取得が不可欠ですが、ビザ申請端末のおかげでかなり手続きが簡単になりました。
現地で申請・取得する際には、パスポートとお金だけ用意しておけば大丈夫です。
迷ったら、近くにいる係員の人が親切に教えてくれますので、初めての人でも安心して手続きをすることができます。